毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

『櫻子さんの足下には死体が埋まっている 雨と九月と君の嘘』 太田紫織

「櫻子さんの足元には死体が埋まっている」シリーズ第3弾です。「真実は必ずしも一つとは限らない!」とコナン君にケンカを売るスタイルです。シニカルなリアリストとして淡々と事実を解明するけれど、相手の心には踏み込まず、それぞれの解釈があることを尊…

『神のダイスを見上げて』 知念実希人

「小惑星があと数日で地球に衝突するかもしれない」というパニック小説 + 数日の制限内で姉を殺した犯人と戦うミステリ・サスペンス小説 です。 二転三転するサスペンス展開の裏で、 「地球最後の日に一緒にいたいと思うのは誰ですか?」「今日が最後の日だ…

【セール情報】最大50%OFF Kindle本 夏のセール実施中!(8月20日まで)

AmazonのKindleストアで 最大50%OFF-夏のKidle本セール 実施中です。 Amazon.co.jp: 【最大50%OFF】Kindle本 夏のセール: Kindleストア 最大50%OFFとありますが、ほとんどの本が最大割引率の50%引きになってるみたいです。対象本は数千冊あるので、読みたい…

『恋のヒペリカムでは悲しみが続かない』 二宮敦人

「どんな悩み事も解決する」というクラブヒペリカム。超絶美形の元No1ホスト、元体育会系の生真面目な会社員、奔放な大学生、クラブオーナーの老紳士 という4人の男たちが、相談に訪れたお客たちと一緒に悩み成長していく。モテすぎてもらったラブレターの処…

『「読まなくてもいい本」の読書案内 ──知の最前線を5日間で探検する』 橘玲

ここ半世紀ほどの間に、巨大な「知のパラダイムシフト」が起こっているから、それ以前のパラダイムで書かれている本は読まなくてもいいよ、というお話です。複雑系、進化論、ゲーム理論、脳科学、功利主義の5分野を上げ、どのようなパラダイムシフトが起こっ…

『まんがで身につくアドラー 明日を変える心理学―――誰でも3日で変われる。』 鈴木義也

かつての教え子たちが持ちよる悩み事に、元教師のカフェ店主がアドラーの言葉を交えて応えていきます。課題の分離、優越感と劣等感、共同体感覚など、アドラー心理学のポイントをマンガで解説するスタイルです。本書の謳い文句通り「3日で変われる」かどうか…

『ラストレター』 岩井俊二

同名の映画「ラストレター」のノベライズ版です。映画監督の岩井俊二さん本人が執筆されています。「美咲」 の死をきっかけに、彼女に憧れていた小説家を目指す男、彼女の妹、彼女の娘や息子たちの人生が動き始めます。その様子をエピソードを丁寧に積み上げ…

『学びを結果に変えるアウトプット大全』樺沢紫苑

「成長を促し結果を出すアウトプット」の方法を、話し方や書き方などの切り口から紹介する本です。一人でグチグチと考えるのが好きなのですが、アウトプットしてフィードバックをもらわないと前に進むことはできないですね。 こちらのリンク先に5分で読める…

『櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と石榴と夏休み』 太田紫織

『櫻子さんの足元には死体が埋まっている』シリーズ第2弾です。 櫻子さんは一見シニカルですが「自分のものさしで人をはかることはできない」こと理解して相手を尊重しているのだな、と感じました。人はそれぞれ違うものですね。 こちらのリンク先にあらすじ…

『アリス・ザ・ワンダーキラー~少女探偵殺人事件~』 早坂吝

『不思議の国のアリス』のVR世界で繰り広げられる謎解きです。ファンタジーな舞台だけど、論理的なごまかしは一切ない本格ミステリです。 オチのキレも素晴らしく、たっぷり楽しめました。アリス原作では「カラスと書き物机が似ているのはなぜか」という謎か…

『チェ・ゲバラ伝』  三好 徹

カストロとともにキューバ革命を成功に導いたチェゲバラの伝記です。著者の三好さんが チェ・ゲバラに惚れこんでいることが伝わってきます。 安穏とした生活を求めず生涯革命家であり続けた チェが稀有の存在だったことは間違いないでしょう。 サイヤ人ばり…

『noteではじめる 新しいアウトプットの教室 楽しく続けるクリエイター生活』 コグレマサト、まつゆう*

noteの使い方の解説書ですが、ネットでの情報発信一般に当てはまる内容でした。読まれやすい記事の書き方から、ネタの集め方、モチベーションを維持する方法など、情報発信をする人にとっては間違いなく役に立つ情報です。今更ながら noteのアカウントを作っ…

『ちびねこ亭の思い出ごはん~黒猫と初恋サンドイッチ~』 高橋由太

大切な人ともう一度だけ会える料理屋「ちびねこ亭」 のお話です。兄を亡くしたことで自分を責めている妹、ひどいことを言ったけれど、もう謝ることができなくなってしまった少年、妻を亡くし生きる気力を失った男、母の思いが詰まった店をたたもうとしている…

『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』 太田紫織

ホラー寄りミステリだと思って読み始めたのですが、怖い要素はほとんどなく、櫻子さんのシニカルなリアリストっぷりが楽しめました。「真実はいつも一つ、でも、真実が必ずしも人を幸せにするわけじゃないよね」という薔子さんの渋さも光っています。ミステ…

『殺人犯 対 殺人鬼』 早坂吝

孤島の児童養護施設で、ある殺人者の視点からもう一人の殺人者を追っていく話です。早坂吝さんらしく「バカミステリ」の皮を被った緻密な本格ミステリでした。オチが衝撃的なので予備知識なしで読むことをお勧めします。こちらのリンク先にあらすじと、ネタ…

『片耳うさぎ』 大崎梢

父方実家で暮らすことになった小学生の蔵波奈都が、中学生のさゆりと一緒に巨大な屋敷を冒険していくストーリーです。片耳うさぎのオカルト的要素とか、数世代に渡る蔵波家の因縁とか、大きく広げた風呂敷が上手くまとまった楽しい物語でした。大崎梢さんの…

『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』  安宅和人

ざっくりまとめると・データ×AI で世界は急速に変わっている。・日本は出遅れてしまっている。・とくに教育が手薄い。若い世代にリソースを振り分けるべき。・未来をデザインしてつかみ取ろう!という感じでしょうか。ファクトベースでの現状分析、課題の抽…

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Kindleストアで、Kindle本の最大50%ポイントバックキャンペーンを実施中です。 Amazon.co.jp: 【最大50%還元】Kindle本ポイントキャンペーン: Kindleストア 出版社単位のセールではなく、対象本が多いのが嬉しいです。最大50%と謳ってますが、ほとんどの…

『どうしても生きている』 朝井リョウ

日常で感じる息苦しさ、違和感を徹底的にリアルに描いている。 分かりやすい因果関係に逃げたり、誰かのせいにして諦めたり、思考停止して無意味にはしゃいでみたり、痛みを無視して「大丈夫」と言ってみたり。生々し過ぎて心が痛い。メンタルが弱っていると…

『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』 著者:大河内薫、 漫画:若林杏樹

フリーランスの税金について解説する本です。 今年実際に 開業届や青色申告申請をしたのですが、その時疑問に感じたことが、ほぼ網羅されていました。 税務署のサイトでは、間違いなく正しい「タテマエ」で説明されていますが、「現実的な落としどころ」の感…

『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』 斜線堂有紀

身体が金になってしまう奇病を患う女性と、純粋な愛情を証明するため「完全解」を探す少年の物語です。 その時、二人が死んでいれば「完璧」だったかもしれない。でも完全じゃない世界で生きることもまた素晴らしい。 こちらのリンク先にあらすじと感想を載…

『あなたの思い出紡ぎます 霧の向こうの裁縫店』  高橋由太

「一度きり、限られた時間だけ、死者を呼び戻すことができる裁縫店」を舞台にした物語です。 高橋由太さんのお話は初めて読んだのですが、優しくて温かい雰囲気がとても好きでした。限られた時間の中で必死に訴えかける死者たちを想うと涙腺崩壊します。 こ…

『小説の神様』  相沢沙呼、降田天、櫻いいよ、芹沢政信、手名町紗帆 、野村美月、斜線堂有紀,、紅玉いづき

8人の作者さんによる「小説の神様」をテーマにしたアンソロジーです。 作家目線だったり、書店員だったり、読者だったり、編集者だったり、それぞれの作者が様々な視点から「小説の神様」を解釈して作品に仕上げています。「本を読むことは自由。どんな解釈…

【セール情報】 Kindleストア 幻冬舎 2020年上半期ベストフェア実施中 (7/30まで)

Amazon.co.jp: 幻冬舎 2020年上半期ベストフェア(7/30まで): Kindleストア Amazonが Kindleストアで 幻冬舎上半期ベストフェアを実施中!売れ筋の本が3~4割引きくらいになってます。Kindleストアに表示されないこともあるので、何度かリロードするか、こ…

『ソラリス』 スタニスワフ・レム

SF

人類以外の知的生命体との接触を描いた本。人間としての枠組みを超えようとする努力が「2001年宇宙の旅」っぽい感じでした。 ソラリスの探査ステーションに辿り着いた研究員のケルヴィンの前に、10年前に失った恋人ハリーが現れて、ケリーはその意味を考えて…

『考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門』 梶谷真司

いわゆる「哲学」の本ではなく、考える方法を学ぶための「哲学対話」の実践を勧める本でした。「自分で考えているつもりでも、実は社会の求めていることに従っていたりして、思った以上に人は自由ではない」と著者は言い、対話を通じてより自由に自主的に考…

『やりたいことをやれ』 本田宗一郎

本田技研工業を立ち上げた本田宗一郎氏の言葉です。 技術者として生きた人だけあって 「今日より明日が良くなる」という信念があったようです。「年寄りは前線から早く退いて若い人に任せた方がいい」と繰り返し言っています。ドライに見えつつ人間関係を大…

『池上彰の世界の見方 中国・香港・台湾』 池上彰

中学生を対象とした「中国と香港・台湾の歴史と現状についての講義」をまとめた本です。 少し前の本なので、2019年からの香港での騒動については直接言及されていませんが、現状を理解するための状況整理には役立ちます。こちらのリンク先に要約と感想を上げ…

『大人の週末起業』 藤井孝一

100年生きるのが普通になる時代、60歳定年制+年金では立ちいかくなります。自分で稼ぐ力を身につけるため、会社にいながら「週末起業」することを勧める本です。 社会の変化を受けて企業も変わっていくのでしょうが、超高齢化を受け止めるだけの余力がある…

『ブルーローズは眠らない』 市川憂人

『ジェリーフィッシュは凍らない』に続くマリア&漣シリーズ第2弾です。 読み終わって「なるほど、そこで騙しにきてたのか!」と驚かされました。ミステリの約束を守りつつギリギリを攻める感じですね。 こういう「本格派ミステリ」をもっと読みたい。 リン…

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