量子論に聞いてみよう: エネルギーの観点から眺めると世界が違って観えてきます。

【作者】 梅本 敏 【あらすじ・概要】 量子論を数式などを使わず説明しようとした本。物質の本質はエネルギーであるということは理解できる。ただこの本は量子力学を語る内容ではなく、ポジティブに生きましょうという精神論であり、全ては波動でポジティブ…

神酒クリニックで乾杯を 淡雪の記憶

【作者】 知念 実希人 【あらすじ・概要】 神酒クリニックシリーズの第2弾。記憶を失った女性、美鈴が神酒クリニックで治療を受けることになった。彼女はビル爆破に使われた爆弾の時限装置について何かを知っているようだった。精神科医である翼が徐々に記…

この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」 池上彰教授の東工大講義 日本篇

【作者】 池上 彰 【あらすじ・概要】 池上彰氏の東工大での講義を元にした書籍の第2弾。前回は近代史についてだったが今作は日本の戦後史について、戦後の出来事が現代にどう繋がっているのか説明をしている。 主な内容は、以下の通り。 ・自衛隊の存在は…

神酒クリニックで乾杯を

【作者】 知念 実希人 【あらすじ・概要】 「飲酒による医療ミス」が疑われ、勤務先の病院から追い出された九十九医師が主人公。格闘術に長けた優秀な外科医、演技力を備えた産婦人科医、驚異的な記憶力を誇る内科医兼麻酔医、自動車運転で人格が変わるナー…

東大主席が教える超速「7回読み」勉強法

【作者】 山口 真由 【あらすじ・概要】 作者は東大在学中に司法試験と国家公務員一種を取得し、主席で卒業。その後財務省を経て弁護士として企業法務に従事、ハーバードロースクールに留学など凄まじい経歴の持ち主。 自分の勉強法である「7回読み」の解説…

盤上の夜

【作者】 宮内 悠介 【あらすじ・概要】 囲碁、チェッカー、麻雀、将棋、チャトランガ(古代チェス)といった盤上ゲームに魂ごと持って行かれた人物たちの短編集。独立した短編ではあるが、ジャーナリストの視点から各話の主人公たちを一貫した視点から描い…

決断力

【作者】 羽生 善治 【あらすじ・概要】 当時圧倒的な強さで棋界を騒がせた羽生善治氏の本。 才能とは、一瞬のひらめきではなく、情熱を持ち続けることにあると述べている。若さには勢いがあるが、長きに渡り時に挫折感を抱くことがあっても、諦めずに一つの…

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

【作者】 山本 元、大橋 弘 【あらすじ・概要】 金融知識をほとんど持たない青年が、専門家の意見を聞くというスタイルで 初心者に適した投資方法を説明する本。 紹介される内容はごくシンプルで、推奨されているのは以下の商品だけ。 ・個人向け国債変動10…

読書脳 ぼくの深読み300冊の記録

【作者】 立花 隆 【あらすじ・概要】 冒頭は東大図書館副館長の石田氏との対談で、コンテンツのデジタル化の急速な進展で「本を読む」ことの位置付けが変わってきていることを語っている。 立花氏はヘッドラインを見ただけで理解した気になるなど、「浅い読…

幻影の手術室 天久鷹央の事件カルテ

【作者】 知念実希人 【あらすじ・概要】 天久鷹央シリーズの最新刊。 手術終了後、全身麻酔から覚醒しつつあった患者と麻酔医の二人しかいない部屋で、麻酔医がメスで殺され、患者が容疑者とされた。その患者は主人公である鷹央、小鳥遊と同じ病院に勤務す…

ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人

【作者】 ハーブ・エッカー 【あらすじ・概要】 お金に対する認識を、正しい「お金の設計図」に書き換え、金持ちの思考回路を手に入れることで、正しいお金持ちを目指そうという話。 育ってきた環境や聞いてきた言葉、トラウマ的体験などから、無意識のうち…

仮想通貨とフィンテック

【作者】 苫米地 英人 【あらすじ・概要】 ビットコインなど、インフォメーションテクノロジーを活用した、ファイナンスであるフィンテックについての概説的な本だが、通貨や金融の起源や、暗号化技術の基本まで幅広く、わかりやすく説明されている。 フィン…

《新装2017》本好きのための Amazon Kindle 読書術:電子書籍の特性を活かして可処分時間を増やそう!

【作者】 和田 稔 【あらすじ・概要】 読書をより効率的・効果的にしていくための、Kindle 活用方法。 なぜKIndelが優れているのか、紙の本と比べて何が良いのかという点で、 ・かさばらず複数を常に持ち歩ける。 ・隙間時間を利用して読書量を増やせる。 ・…

彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?

【作者】 森 博嗣 【あらすじ・概要】 近未来、人工細胞により人間がほぼ不老不死となるのと引き換えに、生殖能力を急激に失いつつあった。一方、人造人間である ウォーカロンは最初は機械で作られていたが、徐々に人工細胞が用いられ ほぼ全身が有機物とな…

想像して想像する 望み通りの未来を創るイマジネーション力

【作者】 尾崎 里美 【あらすじ・概要】 Hypnotherapist(催眠セラピスト)として、セミナーなどを開催する作者の話。 前半は恵まれない環境からヘアアーティストとして頭角を表して事業を成功させた事や、その後海外への留学でセラピストとしての資格を取り…

バビロンの大富豪「繁栄と富と幸福」いかにして築かれるのか

【作者】 ジョージ・S・クレイソン 【あらすじ・概要】 古代バビロニアから出土した粘土板に刻まれていた、富を増やすための法則が説明される。大富豪となった幾人かの人生譚の形で、ストーリーに乗せて語られる。 そこで語られる五つの法則は、 ① 収入の十…

千里眼 背徳のシンデレラ 完全版 (上・下)

【作者】 松岡 圭祐 【あらすじ・概要】 元自衛隊員の臨床心理士である岬美由紀がヒロインとして活躍する連作の最終作。もともと小学館から出ていた話を、全シリーズ全面的に改定して角川文庫から出版している。 本作は上下巻を合わせて1200ページを超える長…

64(ロクヨン)上・下巻

【作者】 横山 秀夫 【あらすじ・概要】 バリバリの刑事だった主人公が警務部の広報官となり、刑事部と警務部、警視庁と現地の警察署の権力争いに翻弄されつつ、自らの職業倫理や家族との関係を見つめ直していくストーリー。 醜形妄想に蝕まれた主人公の娘の…

ぼくたちに、もうモノは必要ない。

【作者】 佐々木 典士 【あらすじ・概要】 ミニマリストとして情報発信している 佐々木氏の著作。幅広い見方からミニマリスト的な生き方を推奨している。 モノを溜め込んでしまうのは、人がモノに飽きるから。人は絶対値ではなく差を認識するので、欲しかっ…

この国のかたち(3)

【作者】 司馬 遼太郎 【あらすじ・概要】 明治開国後、それまで西洋文化を吸収してきたオランダから、重点が急遽移ったこと、社(しゃ)という共同体の原型が今日まで生き続けていること、七福神はほとんどが外国生まれの神であること、明治後初めての官立…

君の膵臓をたべたい

【作者】 住野よる 【あらすじ・概要】 人と交わることを避け、全てを自分の中で完結させようとしていた男子高校生である主人公が、女子クラスメートの”共病文庫”を読み、彼女が膵臓を病み余命が長くないことを知ってしまう。「人との関わりこそが生きること…

またやぶけの夕焼け

【作者】 高野 秀行 【あらすじ・概要】 昭和40年代頃の少年の日常を描いた作品。一学年上の”カッチャン” を中心に集まったカッチャン軍団が、八王子を舞台に冒険を重ねていく。ドブ川の源泉まで歩いて見たり、ミヤマクワガタ取りや野球で盛り上がったり、手…

黒猫の小夜曲

【作者】 知念 実希人 【あらすじ・概要】 ”優しい死神の飼い方” に続く死神シリーズ。前作の主人公である”レオ”と同僚の”高次な霊的存在” である道案内役が、猫の”クロ”となって未練を残して死んだ人々の魂を導いていく。 死に際の”記憶をなくした” 地縛霊…

この国のかたち(2)

【作者】 司馬 遼太郎 【あらすじ・概要】 全巻と同じく、歴史上の考察をいくつかの切り口から、作者自身の圧倒的な知識量と考察力から解説していく本。 まず印象に残ったのは天領と藩領の話。幕府直轄領である天領は、ほとんどの藩領よりは税率が低かった。…

「思考軸」をつくれ あの人が「瞬時の判断」を誤らない理由

【作者】 出口 治明 【あらすじ・概要】 60歳になって独立系の保険会社 ライフネット生命を立ち上げた作者が、思考軸を持つことの大切さを語る本。 直感を信じ即断していくが、直感のベースとなるのはインプットの幅と量を上げていくことが大事だという。…

虚ろな十字架

【作者】 東野 圭吾 【あらすじ・概要】 娘を強盗に殺され、その事件のわだかまりから離婚した前妻が殺された。元妻の足跡を追い、犯人やその親族・関係者達の隠された過去を探り歩いていく話。 元妻は自分の娘を殺された時の苦しさと、その苦しさを乗り越え…

優しい死神の飼い方

【作者】 知念 実希人 【あらすじ・概要】 犬の形で人の世界に降りてきた”死神”が、古い洋館を改築したターミナルケアのホスピスで、死を間近に控えながらこの世に未練を残し、地縛霊となりそうな人々を救っていく物語。 主人公の”死神”は、ホスピスの看護師…

この国のかたち

【作者】 司馬 遼太郎 【あらすじ・概要】 多くの時代小説を著してきた作者が、歴史観を綴ったエッセイ。多くの切り口があるが、特に印象に残ったのは下記の部分。 ・日本の帝国主義時代 統帥権の肥大によって現れてきた、それまでの日本の歴史と連続性のな…

吾輩は猫である

【作者】 夏目漱石 【あらすじ・概要】 吾輩は猫である。名前はまだ無い。という導入部分は有名だが、ちゃんと読んだことはなかった本。 猫の一人称視点で人間を観察し、人間の視点では見出せないような人の業をシニカルに切り出した話だが、進むにつれて猫…

スフィアの死天使 天久鷹央の事件カルテ

【作者】 知念 実希人 【あらすじ・概要】 天久鷹央シリーズの第4作目だが、時系列としては一番最初で語り手の小鳥遊優と天久鷹央の出会いを描いている。 「宇宙人に命令された」と言い、意志の宿らない目で同僚の医師を殺されるところから始まり、「宇宙人…

ノベライズ この世界の片隅に

【作者】 原作:こうの史代 ノベライズ: 蒔田陽平 【あらすじ・概要】 映画化された同名のコミックのノベライズ版。 第二次世界大戦の開始前から、終戦後しばらくまでの広島・呉が舞台。 広島で暮らしていた すず が 呉に住む 周作に嫁ぎ、戦争の影が濃くな…

フェルドマン式知的生産術

【作者】 ロバート・アラン・フェルドマン 【あらすじ・概要】 知的生産性を高めるための「7つ道具」を紹介。 直線的に追加されていく、足し算の能力と、面積として積分されていくかけ算の能力があるという話。足し算の能力は強いところを伸ばせばいいが、…

天久鷹央の推理カルテⅣ 悲恋のシンドローム

知念 実希人 完全にラノベの医療ミステリ。 散りばめられた医学トリビアは面白い。ミステリとしてみると伏線の置き方などが当たり前すぎて、謎をとく面白さという意味では物足りないが、トリックの中心が必ず医療知識となっているのはすごいと思う。 最近の…

天久鷹央の推理カルテⅢ 密室のパラノイア

知念 実希人 ラノベとして書かれた医療ミステリ。3話の短編が収められている。 主人公たちのキャラクタは完全にラノベのノリだが、ちゃんと医学知識をベースにしたミステリになっている。最終話は王道の密室ものできちんんとプロットが練られている。 気軽…

エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする

グレッグ・マキューン 本質を見極め、「より少なく、より良く」を提唱する本。 目的を持つことが大切だ、方向性を定めることが大切だ、シンプルであることが美しい、と自分の考え方に完ぺきに嵌る本だった。 学習性無力感で選択することを手放してしまう人も…

なにかのご縁2 ゆかりくん、碧い瞳と縁を追う

野崎 まど 前作からの続き。 フランスから来た高校生縁結びストローランと、年老いた縁結びうさぎのユリシーズが絡んでくる。 今回の話で一番印象的だったのは、先輩と漫画になりたいという夢との絆を切る話。 自分の本気の作品が受け入れられず、自分の能力…

なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る

野崎 まど アムリタから2へ繋がるシリーズを読み、野崎まどの著作に感銘を受けたが、この作品は尖った部分がなく、違った作風でまた違う魅力を持っていた。 典型的にラノベ的な文体であっさり読みやすいのは、他の作品と同じだが、人の業や内面の闇に深く降…

この社会で闘う君に「地の世界地図」をあげよう  池上彰教授の東工大講義

池上 彰 著者が東工大の理系学生にリベラルアーツの講義をした内容を書籍に起こした本。 池上彰の著作だけあって非常に分かりやすいし、学生の反応も興味深く、通常の書籍とは違う面白さがある。 日本が戦時中に原爆の開発に着手していたことなどは、全く知…

孤独の価値

森 博嗣 孤独を感じる心は、孤立が生存を脅かすことに繋がることもあるが、現代においては社会的な刷り込みの要因が大きい。 孤独であること自体は必ずしも悪いことではなく、積極的に楽しむこともできる。 創作や研究に没頭する人には、孤独はむしろ必要不…

一流の記憶術 ーあなたの頭が劇的に良くなり「天才への扉」がひらく

六波羅 穣 物事を記憶する方法を述べた本。 短い本だが、内容は濃かった。 記憶を活用するには、銘記、保持、想起の3ステップを確実に行わなければならない。著者は下記の3点が重要だとしている。 ①対象に注意を向け、情報を短期記憶に入れる ②想起練習を…

火花

又吉 直樹 売れない芸人と、彼が師と仰ぐ先輩芸人の話。 芸人さんの作品が芥川賞を受賞したということで話題になっていたが、空虚さと熱さを同時に感じさせる作品の雰囲気は話題性を差し引いてもとても心地よく、没入しやすいストーリーだった。 芸人の感性…

Kindle PaperWhite

Amazon 本を読む道具として重宝している Kindle について。 効率的に本を読みたいという思いが強く、本を読む手段について試行錯誤を重ねている。今のところ Kindle は読書の道具として最適解の一つだと思う。 ・紙の本か、電子書籍か 紙の本自体はとても好…

AirPods

Apple 本ではないが、主に本を読む(聴く)ための道具として使っている AirPodsのレビューを載せようと思う。 完全無線のイヤホンに興味があり、Bose の SoundLink on-ear Bluetooth headphone を使っており、音質には完全に満足していたが、大きさや取り扱…

ミステリーの書き方

日本推理作家協会 編著 著名ばミステリ作家たちが、ミステリの書き方について、それぞれのテーマに沿って解説をした本。インタビュー形式だが、回答者がめちゃくちゃ豪華。 福井晴敏の「まずは人間に興味を持つこと」という論から始まり、東野圭吾のミステリ…

防壁

真保 裕一 SP、海上保安庁特殊救難隊、自衛隊の不発弾処理隊員、消防士といった人を守ることを職業とする人が主人公となる4つの短編の連作。 謎解きミステリーとしての側面もあるが、人が死ぬことはなく、主人公が自分の職業に対し真摯に取り組む姿と、それ…

三省堂 聞く教科書シリーズ 高等学校 世界史

三省堂編 今、世の中で起こっていることを理解しようとするとき、歴史上の基本的な知識が抜けていると感じることが多い。 例えば中東で多発する紛争やヨーロッパで発生している紛争の話を聞いても、その前提となる歴史の流れを知らないと、誤った捉え方をし…

銀河鉄道の夜

宮沢 賢治 青く静謐なイメージの情景描写で全編に渡ってもの哀しい雰囲気に溢れている。 姉弟や蠍やカムパネルラも、他の人のために身を呈し、あるいは身を呈したいと思って命を失った。 ジョバンニは献身と死への旅立ちの思いに触れ、「みんなの本当の幸」…

僕らが毎日やっている最強の読み方 新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

池上 彰、 佐藤 優 この2人の対談はいつも面白い。 情報収集のしかたとして、2人はまず新聞に重きを置いている。 なんだかんだ言っても、一次ソースとしてきちんと精査された情報を提供しているのは大手マスコミだし、一覧して重要な情報だけを汲み取りや…

リバース

湊 かなえ この作者のストーリーは暗いものが多い。 このリバースも最後で、思いっきり落としてきてきてはいるが そこに至るまで、人が人を理解しようとする熱さ、暖かさを感じられる話であり 徐々に明かされていく被害者の、透明感があり、少し危うい人とな…

8割を手放せばすべてうまくいく! 全捨離のすすめ 

櫻庭 露樹 開運、とか 波動 が出てくるオカルト寄りの本ではあるが 不要なもの、使わないものを手放し、 残ったものを磨き大事にし、 床の露出する面積を広げる というのは、確かに気分が良くなる。 すぐに行動に移す人が結果を得られるというのも、真実だと…