毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

ものすごく真っ直ぐな「反戦のメッセージ」です。 定番の「タイムトラベル恋愛もの」で、 人物描写などもあっさりし過ぎているなあ、 とは思うけれど、 力強いメッセージを感じる話でした。 【タイトル】 あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 【作者】 …

山桃寺まえみち

「この世に生まれたときに、目的なんてありましたか」と、 主人公のミラは言います。 流されるように生きながらも自堕落ではなく、 その時々を真剣に生き、周囲の人と真摯に向き合っています。 【タイトル】 山桃寺まえみち 【作者】 芦原 すなお 【あらすじ…

ルージュ~硝子の太陽~ 警部補 姫川玲子

「姫川玲子」シリーズ と「ジウ」シリーズのコラボだそうです。 同じ事件を「ジウ」側から見たという 「ノワール~硝子の太陽~」も読んでみたいのですが、 そうなると「ジウ」シリーズも最初から読まないと。。 まあ、楽しそうなのでゆっくり追いかけてみま…

ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか

「賛成する人がほとんどいない、大切な真実は何だろう?」 ペイパルの立ち上げメンバーだった ピーター・ティールが採用面接で投げかける質問です。 すでにある「1」を大きく育てていくことと、 今はまだない「0」から「1」を作り出すことには 大きな違いが…

麦本三歩の好きなもの

「無意味と大切じゃないは一緒じゃない。 そして無意味は意味の引き立て役でもない。 無意味な日常があるから、 意味ある日が大切に思える、とかじゃない。 無意味な日々も、意味ある瞬間もどっちも大切で、 それが一番いいということなんだとのんきに思う」…

IDEA HACKS!

アイデアを生み出すコツを紹介する本です。 15年近く前の出版なのですが デジタル関連のハックでは環境が全く変わっていて 数世代を超えたくらいの印象があります。 技術進歩が凄まじいということですね。 【タイトル】 IDEA HACKS! 【作者】 原尻…

夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え

「夢をかなえるゾウ」「夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神」 に続くシリーズ3作目です。 神さまが増えて賑やかになってきました。 今度は恋愛要素強めですが、オチの付け方はさすが。 コナンで「黒幕は1036話に出てきた遠島(41歳)だった!!」 というく…

自信―――心を強くするのは、それほど難しくない

「自分を偽らないことが自信をもって生きること」 周囲に迎合して自分を抑えてしまいがちな自分には 耳の痛い話でした。。 【タイトル】 自信―――心を強くするのは、それほど難しくない 【作者】 加藤諦三 【あらすじ・概要】 1.自信の生まれる生き方、なく…

サイコパスの真実

「人を殺したことを何の感情もなく語り 自分が死刑になることにも感情を動かさない」 良心や恐怖という感覚が生まれながらにして 欠けているサイコパスに対して、 社会はどうやって対応すればいいのか、 難しい課題を投げかける本ですね。 【タイトル】 サイ…

読みたいことを、書けばいい。

もろにツボにはまる面白さでした。 知性を感じさせる、回りくどい笑かし方が最高です。 でも内容は結構厳しいし、シャープです。 「まず自分がおもしろくなければ、 他人もおもしろくない」 というのはその通りだと思いますね。 自分が面白がって書くことで …

ランドスケープと夏の定理

SF

SF世界設定が素晴らしく面白い! 自然言語の存在可能性だとか、 「存在は座標でなく濃度で規定される宇宙」だとか 「マルチバース的多様性を重層的にアーカイブする宇宙」とか 好奇心が刺激され空想が捗ります。 色々詰め込みまくった世界設定の面白さと比べ…

運命の恋をかなえるスタンダール

スタンダールの「恋愛論」を引用しながら 水野敬也さん独自の恋愛理論を炸裂させてます。 水野さんの作品「夢をかなえるゾウ」の ガネーシャと被る感じでスタンダールが 恋に悩むアラサー女性を導きます。 サクッと気楽に読めるお話でした。 【タイトル】 運…

オーブランの少女

全5話でそれぞれ舞台は異なりますが どの話も「少女」の生き様を描いています。 どの少女の、繊細で純粋で強かで 生命力のほとばしるような魅力に溢れています。 女性作者の書く少女は、男性作者視点からのものとは ずいぶん違うものだなあ、と感じさせられ…

まいなす

「タイムマシンも使わず、タイムトリップもせずに 過去を変える方法はあるか?」 「未来を見てきた」という少年の予言で混乱する中、 主人公の舞は 伯父が遺した言葉を胸に 事件の真相を推理していきます。 女子中学生の心情が丁寧に描かれ、 重たいけれど清…

「体を温める」と病気は必ず治る―――クスリをいっさい使わない最善の内臓強化法

かなり低体温気味なので、 「平熱を上げる方法はないかな」と思い読んでみました。 やり方のサンプルとして使える部分もありそうです。 【タイトル】 「体を温める」と病気は必ず治る――― クスリをいっさい使わない最善の内臓強化法 【作者】 石原 結實 【あ…

人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

「支援」は受け取る方も難しいものです。 口出しされると気分が悪いことも多いですが 支援を受けることも社会的な責任であり、 支援をすること、されることの両方が上手な人が 「成熟した人間」なのだな、と思います。 【タイトル】 人を助けるとはどういう…

アレグリアとは仕事はできない

コピー機「アレグリア」と格闘するOL、 地下鉄に乗り合わせた乗客たち、 みんな何かに憤ってます。 「日常あるある系」のコメディー風と思いきや 視線の鋭さが「よくある」レベルじゃなくて 何だか怒りのこもった作品になっています。 【タイトル】 アレグリ…

ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

常識に捉われない自由な発想で、 最短ルートで問題解決するための 「ラテラルシンキング」を紹介しています。 短い本だけれど、豊富な事例紹介があって とても分かりやすく参考になりました。 【タイトル】 ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入…

沙高樓綺譚

ちょっと不気味な5つの話が 「沙高樓」の一室で語られます。 百物語の様な舞台設定です。 昭和30年代の雰囲気が伝わってきますね。 明治維新はまだ「歴史」として消化されておらず 第二次世界大戦はリアルに目の前の出来事だった時期。 50~60年ほど前の話で…

午前0時のラジオ局

ラジオ局での「ちょっと不思議なできごと」の物語です。 現役のアナウンサーさんが書いているだけあって 仕事内容の描写はリアリティと迫力のあるものでしたが 設定はファンタジー寄りです。 6話ともとも悲しいストーリーなのですが、 主人公たちの関りをみ…

ジェリーフィッシュは凍らない 〈マリア&漣〉シリーズ

閉ざされた環境で全員が殺されてしまう 「そして誰もいなくなった」タイプのミステリです。 事件の現場と その数日後の捜査の様子と 事件の十数年前の犯行動機のモノローグの 3つの時間軸が絡まり合う展開で 読み進めるほど謎が深まっていきます。 傑作です…

僕は僕の書いた小説を知らない

敢えて「叙述トリック」を匂わせて 自らハードルを上げるスタイルですね。 でもラスト数十ページはやっぱり良かった。 諦めずに抜いた「ハードボイルド」さんは 一人じゃなかったんですね。 【タイトル】 僕は僕の書いた小説を知らない 【作者】 喜友名トト …

花の下にて春死なむ

舞台になる「香菜里屋」のビールと料理が美味しそうです。 わりと重たくて切ない話が多いのですが こじんまりとしたビアバーの雰囲気がいい感じで それほど酒好きでないのに、一杯飲みたい気分になりました。 「回転寿司でマグロばかり7皿も食べるのは怪しい…

後悔しない超選択術

「人生は選択の積み重ねだけど『正しい選択』なんて無い」 「人生を幸せにするのは『後悔しない選択』にある」と、 メンタリスト DaiGo 氏が語ります。 最近YuTubeとかで時々 DaiGo 氏の話を聞くのですが やはり本になっている方が理解しやすいですね。 【タ…

ちあき電脳探偵社

早逝したミステリ作家北森鴻さんの作品です。 小学生向け学習雑誌に連載していたということで 毒のない完全に子供向けの話でした。 小学生の頃の読書の、今と違った楽しさを 思いださせてくれる作品でした。 この作者さんは、普段もっと重めのミステリを 書…

神話ゲーム 歴史バトラーつばさ

「歴史バトラーつばさ 私立ヒミコ女学園「和風文化研究会」」 の続編です。 前作から続く本筋の伏線を豪快に無視したまま さらに風呂敷を広げています。 そこは無視して「歴史ミステリ」を 楽しむのが正解のようです。 【タイトル】 神話ゲーム 歴史バトラー…

インデックス 警部補 姫川玲子

「ブルーマーダー」 に続く 姫川玲子シリーズ7作目です。 今回は短編集です。 じっくりと書かれる長編も良いのですが 誉田さんの作品は短編もいいですね。 ちょっと不気味さとかやるせなさを感じる話も 短くサクッと落としてくれるので気持ちがいい。 解散し…

カラット探偵事務所の事件簿 2

「種明かしのない叙述トリック」ですね、 この本だけだと。 前作「カラット探偵事務所の事件簿」の後に読むと 最終話が違った見え方になるでしょう。 前作のオチをみて続編は無いものと思っていたけれど 上手に感動的なまとめ方をしてきてます。 乾くるみさ…

車輪の下で

前途洋々たる若者が、 徐々に救いのない悲惨さに落ち込んでいく 相当暗い話でした。 ストーリー自体は単純ですが 田舎町の自然や、神学校での生活、 ジュース絞りや機械工としての仕事など 繊細な情景描写を通して 少年が大人になる時期の鮮やかな感性と そ…

歴史バトラーつばさ 私立ヒミコ女学園「和風文化研究会」

「閑さや 岩にしみ入 蝉の声」で 蝉の声が静かなのではなく、 人々が静かになっていたということ?? いい加減な設定と軽いノリの学園コメディーですが 割ときっちりと考察された歴史の謎が出てきます。 作者の鯨統一郎さんは 「邪馬台国はどこですか?」と…

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