毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

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ポイントバックでなく直接値引きで、数千冊が対象となるのは珍しいですね。
興味ある本があればチャンスだと思います。


今回のセール対象のオススメ本を、過去に書いたレビューと一緒にまとめています。
ぜひリンク先をご覧ください!

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『涼宮ハルヒの消失』 谷川 流

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涼宮ハルヒシリーズの第4弾です。

前作までの伏線を拾う展開も熱く、タイムトラベルもののSFとして楽しめました。。

でも、本作でキモとなるのは「長門有希の想い」だったのだと思います。

「宇宙人が作ったロボット」だった彼女が、感情という「バグ」を蓄積させる。
過去を改変し「普通の人間」としてキョンとの出会いをやり直し、恋路の邪魔になるハルヒを遠ざける。
それでもキョンの記憶だけは改変せず、最終的にはキョンに未来の選択を託す。

これは切ない話でした。

リンク先にあらすじと感想を載せています。 

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『さよならドビュッシー』 中山七里

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火事で祖父と従姉妹を失い、自らも重度の火傷を負った女子高生ピアニストが、自らの運命と向き合い闘っていくお話です。

迫力のある音楽演奏の描写も素晴らしいし、綿密に伏線の張られたミステリトリックも良くできています。

でも一番心に響いたのは、苦しさから逃げ出そうとする主人公に投げかけられる熱い言葉です。「昭和のスポ魂ものか!?」っていうノリです。

なかでも 「自分で尊厳を捨てない限り、人はそうそう堕落しない」という言葉はいいなぁ。

苦しい日々でも「自分を諦めることだけはしない」ことが大切なのだと感じました。

 

リンク先にあらすじと感想を載せました。
ネタバレしないよう書くのが難しかった。。

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『話し方で 損する人 得する人』 五百田達成

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 場面ごとに「得する話し方」「損する話し方」の例を挙げて、より良いコミュニケーションを指南する本です。

44ケースで説明されていますが、根幹に共通するのは「自分中心ではなく、相手中心」という考え方です。

「自分はこんなことも知っている、自分はこうするべきだと思っている」という自分目線の主張は、どんなに取り繕っても、嫌味に感じます。

相手に関心を持ち「まずは相手の言うことを聞こう」とする姿勢が、コミュニケーションの肝なのだと思いました。

リンク先に要約と感想を載せています。

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『総理にされた男』 中山 七里

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総理大臣のモノマネをしていた役者が、総理大臣の影武者となり、やがて本物の総理大臣となっていく、というお話。

まあ設定には、かなりの無理やり感があります。

それでも
・理想主義に走りすぎた民主党政権への批判、
・官僚主義による弊害、
・憲法9条と国家主権
など、作者の政治視点が盛り込まれ、興味深く読めました。

リンク先にあらすじと感想を上げました。 

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『涼宮ハルヒの退屈』 谷川 流

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「涼宮ハルヒ」シリーズ第3弾。

時系列的には、高校入学直後を描いた1作目『涼宮ハルヒの憂鬱』と、秋の文化祭が舞台となる2作目『涼宮ハルヒの溜息』の間の話です。


「無矛盾な公理的集合論は自己そのものの無矛盾性を証明することはできないから」という不完全性定理を持ち出してきます。

「フィクションの内側からフィクションであることに気づけない」ことを示し、読者の現実認識にも揺さぶりをかけてくる「胡蝶の夢」「マトリックス」から連綿とつながるスタイルが魅力の一部になっていますね。

 

リンク先にあらすじと感想を上げました。

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『涼宮ハルヒの溜息』 谷川流

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「涼宮ハルヒ」シリーズ第2弾です。


前作『涼宮ハルヒの憂鬱』の半年ほど後、秋の文化祭にむけて映画「朝日奈ミクルの冒険」を撮影します。

・キョンが寝ていた間に動画編集をしたのは誰?
・文化祭準備期間に見かけた「あやしい人たち」は誰?

など、未回収の伏線が置かれています。

考察するにも材料が少ないので、もう少し先まで読んでみよう。

Kindle Unlimited の読み放題期間中にシリーズ全作読めるかな。

 

リンク先にあらすじと感想を上げました。

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