おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?
池上 彰
池上彰の得意な分野についての概説的な本。
現代日本人のリベラルアーツとして
宗教、宇宙、人類の旅路、人類と病気、経済学、歴史、日本と日本人
の7項目を挙げている。
歴史や経済学など、作者の強い部分では深い考察もあり面白い。
今私たちが学ぶ歴史というのは、勝者が残した記録のある部分だけで
かつ、為政者が都合よく書き換えることもあるという見解。
情報の蓄積と拡散が圧倒的に拡大した現代以降、歴史がどう変わるのか興味がある。
「人を動かす人」になれ!ーすぐやる、必ずやる、出来るまでやる
永守 重信
非常に熱い人情肌のリーダ像。
信じた道をひた走る馬力には感服する。
人を動かすには、自分の信念をぶらさずに突っ走ることと
相手に対するケアを忘れないこと。
自分にない部分のロールモデルとして学ぶべき部分が多かった。
こうすれば必ず人は動く
デール カーネギー
人を動かす方法について具体的な事例を交えて解説した本。
テクニックに走ることなく、人を責めず人の立場に立ち、相手の求めているものを提供し、自分を卑下することなく、恐怖心を持たず、本当に真っ当な手段で人に動いてもらうことを説明している。
極めて正攻法で、全く違和感がない。
何度も繰り返し読みたいと思った。
実践! タイムマネジメント研修:より少ない時間で、より高い成果を出すために
坂本 健
タイムマネジメント研修の受講内容を参加者の立場で書いた本。
スキルアップ系の本としてはとても読みやすい。
・思考を言語化すること。
・集中して立ち上がるまでの時間は意外と早く、集中力が続く時間も意外と早い。
細切れの時間を活用しよう。
・相手の要求を曖昧に捉えていると、過剰品質の業務となりやすい。
具体的に要求内容を把握すること。
実践してみようと思う。
幸せな小金持ちへの8つのステップ
本田 健
自分が好きなことをしてこそお金も稼げる。
お金のために嫌な仕事をしたくない。
大好きなことを少しずつでもやってみること。
薄い本だが、内容は濃い。
もう少し深く突っ込んだ内容を知りたいと思った。
心理トリック 人を思いのままにあやつる心理法則
多胡 輝
今見ると古い話が多い。
自分自身にトリックをかけるという考えは今でも使える。
やめた人から成功する。
千田 琢哉
我慢をやめること。
努力は意味があるけれど、我慢から解放されるため、自由に生きるための努力であるべき。
自分から時間を奪う人との付き合いを我慢しない、将来的に自分を自由にしない仕事に我慢して取り組まない。
自分自身が我慢せずに、自由に生きることで、周囲に良い影響を与えられる。
一歩ずつでも実践してみたと思った。